アニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編』諦めない心や優しい心…学べることが多い!
こんにちは!lenoreです。
現在テレビアニメ『鬼滅の刃』に絶賛ハマり中の私!
昨年秋ごろから、竈門炭治郎立志編→劇場版 無限列車編→テレビアニメ版 無限列車編…と観てきて、
現在は遊郭編の世界にどっぷりハマっております🤤
こんな感じで順番に観てきましたが、今回は『鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編』について書いていこうと思います!
(原作は今のところ刀鍛冶の里編までしか読んでいないので、全巻読まれている方からすると?ってとこがあるかもしれませんがあしからず…🙇🏻♀️)
- 1. 記憶に残る回
【この段落以後、内容について記述があります】 - 2. 各キャラクターに感じたこと
- 2.1. ●竈門炭治郎(かまどたんじろう)
- 2.2. ●我妻善逸(あがつまぜんいつ)
- 2.3. ●嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
- 2.4. ●竈門禰豆子(かまどねずこ)
- 2.5. ●冨岡義勇(とみおかぎゆう)
- 2.6. ●鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
- 2.7. ●錆兎(さびと)
- 2.8. ●真菰(まこも)
- 2.9. ●鎹鴉(かすがいがらす)
- 2.10. ●鋼鐵塚(はがねづか)
- 2.11. ●珠世(たまよ)
- 2.12. ●愈史郎(ゆしろう)
- 2.13. ●胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)
- 2.14. ●煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
- 2.15. ●宇髄天元(うずいてんげん)
- 2.16. ●甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
- 2.17. ●時透無一郎(ときとうむいちろう)
- 2.18. ●悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
- 2.19. ●伊黒小芭内(いぐろおばない)
- 2.20. ●不死川実弥(しなずがわさねみ)
- 2.21. ●栗花落カナヲ(つゆりかなを)
- 3. まとめ
- 4. 作品詳細
記憶に残る回
【この段落以後、内容について記述があります】
どの話もとても面白かったんですが、私の中で特に印象に残っているのは
●第一話 全ての始まり
●第十一話~第十三話 鼓の屋敷
●第十五~第二十一話 那田蜘蛛山
●第二十五話 栗花落カナヲの生い立ち
この4つの箇所です。
第一話
悲しい…でも同じくらい美しさも記憶に残る回 <対比>
第一話のタイトルは『残酷』。
まさにこの言葉通り、残酷で凄惨で悲しい回でした😥
帰ってきたら家族全員血まみれで亡くなっているなんて…。
目の当たりにした直後で精神的にズタズタになっててもおかしくないのに、
禰豆子をおぶって雪の中を懸命に歩く炭治郎。
「かわいそう」といった言葉よりも先に「この子すごいな…精神が強い!」という言葉が頭の中に浮かびました。
また、
●山あいの美しい雪景色 ⇔ 凄惨な現場
●真っ白な雪 ⇔ 真っ赤な血
●平和 ⇔ 混乱
●幼さ ⇔ 強さ
など、対極にあるものが悲しくも美しく表現されていて、
まるで詩や小説を読んでいる時に浮かぶ情景のようでした。
第一話のオープニングの「なんでこんなことになったんだ!」と炭治郎が言うシーンの
声・荒い息づかい・雪道・足あと・血のあと…などの描写もすごくひきこまれたなぁ🤔
悲しい回ですが、それと同じくらい美しさも記憶に残る回でした。
第十一話~第十三話 鼓の屋敷にて
<戦いの最中でも大事にする礼儀>
鼓の屋敷に出てきた響凱という鬼、記憶に鮮明に残っています。
物書きをしていた響凱が、自分が書いた文章のことを知り合い?にねちねち言われてるシーンでは、
「そんなボロクソ言う?しかも人が書いた原稿踏む普通?!失礼すぎるヽ(`Д´)ノ!」
…と、その知り合いに対して腹が立って腹が立って仕方ありませんでした…💦
そんな響凱と戦っている最中でも「響凱が書いた大切な原稿は踏まない」という礼儀を見せた炭治郎。
炭治郎くん!重ね重ね!あなたは素晴らしい!めちゃくちゃいい子!😭✨
そりゃあ子どもたち炭治郎くん好きになりますよそりゃ。
このお話って、
●柱の人たちのお館様への言葉遣い
(風柱・不死川実弥の言葉「お館様におかれましてもご壮健で何よりです。ますますのご多幸を切にお祈り申し上げます」)
●手紙を書く時の丁寧な言い回し
(水柱・冨岡義勇から鱗滝左近次への手紙「略啓 鱗滝左近次様…ご自愛専一にて精励くださいますようお願い申し上げます」)
など「このアニメは礼儀作法がしっかりしているシーンが多いな」とよく感じていたんですが、
この響凱とのシーンでも炭治郎の礼儀作法がサラッと出ていて良いなと感じました。
他の人に認められたい評価されたい。でも書いたものを踏まれて怒りに震える響凱。
鱗滝さんに「判断が遅い!」などこっぴどく絞られた。でも自分の中で鍛錬を続ける炭治郎。
どちらも人間らしくて、どちらも好きです(怒ったからって殺してはダメだけどね😐)
第十五話~第二十一話 那田蜘蛛山
<家族の絆を求め続けた累>
那田蜘蛛山編にて、炭治郎と禰豆子の兄妹の絆と共に描かれたのが、下弦の伍の鬼・累の生い立ち。
「強くて・冷徹で・残酷」と同時に「悲しい・苦しい・辛い」。
目の前に累くんがいたら抱きしめてあげたくなるような、そんなお話でした。
「家族というものはこういうものだ」
「父なら、母なら、家族の中ではこういうことをする役割なんだ」
家族ってどういうものなのかをずっと問い続け“寄せ集めの家族”を作っていった累。
首を切られて消えていく直前に人間の頃の記憶が蘇り、
実は両親を殺してしまった時点で「本物の絆を俺はあの夜、俺自身の手で切ってしまった」んだと理解する…。
あんなに幼い男の子が一人で抱えるような苦しみではないですよね、本当に😭
このエピソードは何度観ても涙が出てきます。
でもその累の首を斬ったのが、冨岡さんの【全集中 水の呼吸 拾壱ノ型 凪】という
美しい一瞬の型だったことが、まだ救いなのかな…という気もします😭
(炭治郎が累のお母さん役の鬼の首を斬る時に【水の呼吸 壱ノ型 水面斬り】 から、ほとんど痛みを感じない【水の呼吸 伍ノ型 干天の慈雨】に変えたのと同じ優しさなのではないかなと感じました)
それにしても…そもそも鬼舞辻無惨はどうやって累のような子がいると知ったんでしょうかね🤔?
浅草編にて、街なかで絡んできた人に鬼舞辻が血を与えて
ドロドロにしたシーンがありましたが…あれは偶発的に会ったからですもんね…。
強い鬼になれそうな人を探知できる能力があるんでしょうかね…🤔?
第二十五話 栗花落カナヲの生い立ち
<鬼になってもおかしくなかったんじゃ…?>
蟲柱・胡蝶しのぶの継子になった栗花落カナヲ。
その生い立ちは彼女の内言のような形で明らかになるのですが…見ていてとても辛かったです😵💦
胡蝶しのぶの姉・胡蝶カナエのふわーんとした雰囲気もあって、多少の明るさとともに表現されていたものの、
親に名前もつけてもらえず、虐待され、最終的には売られてしまうという、悲しい境遇…。
炭治郎と一緒に最終選別に残った同期→既に柱の継子になっていたほど強いというのをあわせて考えると、
それこそ累のように鬼舞辻無惨に目をつけられて親に売られたところをうまく取り込まれて…というのもあり得たのではないかと感じました💦
あの橋の上で胡蝶カナエ&しのぶ姉妹と出会えてよかったね…😭✨
各キャラクターに感じたこと
●竈門炭治郎(かまどたんじろう)
ピュア、真面目、責任感のかたまり、家族思い。自分を自分で高めよう=人の意見を取り入れながら自分で何とか頑張ってみようとする姿勢が尊敬できる。リスペクトしかない。すごい子。
●我妻善逸(あがつまぜんいつ)
寂しがり、泣き虫、若干うるさい笑。でも内にすごく暗いものを抱えている。無限列車編の夢の中見たらマジで心配になった。自分の力がすごいっていつ頃気づくのかな?見ていて「自身をもって頑張って!」って気分になる。かっこいいよ霹靂一閃!じいちゃん見てるよ!きっと。
●嘴平伊之助(はしびらいのすけ)
イノシシの被り物をかぶっている美少年。熱い。ザ・猪突猛進。鬼滅のキャラの中で一番好き。急にほわほわしだすのが可愛すぎる。人間の温かみを徐々に知っていってる過程が微笑ましい。無限列車編で大活躍で嬉しかった。善逸同様、彼の過去も気になる。
●竈門禰豆子(かまどねずこ)
可愛い。強い。好き。始めは鱗滝さんの暗示?によって「人間は家族だ。人間を守れ」と入っていたけど、それをキープ出来ているのは、やはり禰豆子がもともと持っている心の強さの表れだと思う。
●冨岡義勇(とみおかぎゆう)
水柱。禰豆子が鬼になった直後に炭治郎が出会ってた柱が義勇さんで良かったなと思う。ツンツンが良い。可愛い。胡蝶しのぶとの「俺は嫌われていない!」のやりとりが面白かった。キメツ学園の先生役も好き。
●鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
厳しくも慈悲のある元柱。生半可な気持ちでは、多分鱗滝さんの訓練をこなせないだろうな。
●錆兎(さびと)
炭治郎と同じく、鱗滝さんに教えを受けた子ども。あの何とも言えない微笑みがすごく良かった。義勇さんとのエピソードもいつかアニメになるかな?
●真菰(まこも)
炭治郎と同じく、鱗滝さんに教えを受けた子ども。まだすごく小さいのによく頑張ったね。
●鎹鴉(かすがいがらす)
私の第一印象「あ!とりっぴいだ笑!」
●鋼鐵塚(はがねづか)
刀のことが本当に好きなんだな。刀鍛冶の里編でたくさん見られるから楽しみ。どんだけでも待つので、是非刀鍛冶の里編アニメ化希望🙏
●珠世(たまよ)
鬼舞辻無惨と因縁あるのね?鬼でありながら医者を続けられる、そのもっと奥のエピソードを知りたい。
●愈史郎(ゆしろう)
浅草編で一瞬「死んだ?!」と思ってびっくりしたよ!珠世さんを守ってね!
●胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)
蟲柱。技が美しい。ずっと一定のテンションで喋り続けられるのすごいわ…。
●煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
炎柱😭😭😭。「うまい!」も好きだけど、「いい心がけだ!」とかも好き。ポジティブ。
●宇髄天元(うずいてんげん)
音柱。竈門炭治郎立志編の『お館様』の回では煉獄さんと同じくあまりいいイメージが無かったけど、これまた煉獄さんと同じくどんどん好きになっていった!遊郭編のかっこよさが別次元✨お嫁さん3人が羨ましい✨
●甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
恋柱。可愛い。『お館様』で各柱に対する反応が可愛かった。刀鍛冶の里編での活躍を見たい!あのムチのような刀はどうやって表現されるんだろう?
●時透無一郎(ときとうむいちろう)
霞柱。ぽわ~ん、ふんわり。強くて冷静。炭治郎とほぼ変わらない年齢に見えるのにすごいな。刀鍛冶の里編で心が移り変わっていく様子を見たい。
●悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
岩柱。声が好き。アニメでも原作でもまだこの方の技を見ていないので気になる。
●伊黒小芭内(いぐろおばない)
蛇柱。ちょっとネチネチ。甘露寺さんの刀と同じく、蛇のような刀がどう表現されるのか気になる。喋り方がなんか…質問が多いね笑?
●不死川実弥(しなずがわさねみ)
風柱。『お館様』での怖い雰囲気が強烈に印象に残っている。でも、柱になるまでの経緯や弟・玄弥との関わりを知ると、あれだけ「人間ならまだしも鬼はダメです」と言っていた気持ちが分かってくる。関智一さんの声がかっこいい!
●栗花落カナヲ(つゆりかなを)
彼女の生い立ちを知れば知るほど、カナエさんしのぶさん姉妹に見つけてもらえて良かった!と感じる。そして炭治郎と出会って少しずつ変化が表れてきて良かった!
まとめ
私は普段ほとんどアニメを見なかった人なんですが、この『鬼滅の刃』はどっっっぷりハマりました!
(鬼滅のおかげで話数が多いものを観続けられるようになってきて、声優さんつながりでいろいろな作品を観始めました😊)
生や死。
別れや弔い。
「一言では説明しにくい大事なもの」を美しい映像と共に感じられたこの作品。
切られれば血が出るし痛い。
殴られれば骨も折れる。
そんなことが続けば命が危ない。
めちゃくちゃ攻撃されたのに血が出てない的なのじゃなくて、現実的なのがまた良かったです。
また、鬼がそうなった・そうせざるを得なかった過程や事情、そして追い詰められた心情が、
炭治郎のたった一言・手を添える等のほんの少しの動きで報われるような気がして、
まるで静かなお堂の中に入った時のような気持ちになりました。
吾峠呼世晴先生が書かれたお話の芯の強さ・美しさ。
そしてギャグ要素も面白い!という素晴らしいバランス。
それに加えて、ufotableの方々の素晴らしい作画。
声優陣の方々の、渾身の演技。
鬼滅の刃の世界観にぴったりなLiSAさんの楽曲。
制作に関わったすべての方が、命を削るような思いで作ってこられたのだろうなと伝わってきて、
この素晴らしい作品を届けてくださって、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
日本のアニメ史上に残る、歴史的な作品だと思います。
あー、書いていたらまた竈門炭治郎立志編観たくなってきました😂💦
作品詳細
原作…吾峠呼世晴
監督…外崎春雄
制作…ufotable
●竈門炭治郎…花江夏樹
●竈門禰豆子…鬼頭明里
●我妻善逸…下野紘
●嘴平伊之助…松岡禎丞
…他。
(参考:鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編公式サイト )
予告編
↑ TVアニメ「鬼滅の刃」第1弾PV (アニプレックス YouTube 公式チャンネル より)
公式WEBラジオ 『鬼滅ラヂヲ』
↑ 公式WEBラジオ『鬼滅ラヂヲ』【第1回】 (アニプレックス YouTube 公式チャンネル より)
竈門炭治郎役の花江夏樹さんと我妻善逸役の下野紘さんがつとめられている公式ラジオです!
テレビでアニメシリーズが始まったタイミングなどに、まとまって配信されています。
花江さんは、面白いだけでなくふんだんに“鬼滅愛”を語ってらして聞いてて勉強になるし、
下野さんは、優しい雰囲気で花江さんのお話に相槌をうちながらカッカッカッカ😂と楽しく笑ってらっしゃいます!
お二人の話がとても面白くて最近良く聞いています😊おすすめ!
好きすぎて長文になってしまいました…読んでいただきありがとうございました🎥